【Bリーグ 2018-19第3節 東京 vs 栃木 プレビュー】優勝経験を持つ両者の、今後の浮沈を占う試合

バスケットボール

10月上旬に開幕したB1は、今節で第3節となる。一足先にスタートしたB2、B3も含めると既に100試合が全国各地で開催されている計算になる。前評判通りの実力を披露するチーム、評判以上の仕上がりで勝ち星を重ねるチーム、逆に苦しむチームと各チームで様々だ。

今節、B.LEAGUE王者に輝いた者同士、初代王者の栃木ブレックスが、2代目王者のアルバルク東京と対戦。優勝経験を持つチーム同士は、現時点で唯一無二の組み合わせである。また、過去2シーズンの傾向から考えるに、本カードは両チームの今後の浮沈を占う試合になるかもしれない。

過去2シーズン、直接対決での戦績は非常に特徴的だった。初年度は、栃木が6勝2敗と大きく勝ち越し、同地区で争うA東京から首位を堅持する要因となった。CSクォーターファイナル、セミファイナルをファンの声援を背に戦えるブレックスアリーナ宇都宮で開催する権利を得た事が優勝への道筋を後押しはずだ。

2シーズン目は、対照的にA東京が全6試合で勝利。栃木にジェフ・ギブスが復帰、新加入の#31喜多川修平が3Pシュート成功率で存在感を増す中でも、譲らない。まるで、昨シーズンのリベンジを胸に秘めているかのように、高い集中力を見せ、ルカ・パヴィチェヴィッチHCが掲げる国際基準のバスケットボールへの歩みを進めているようにも見えた。

ここまで両チームともに全勝。ともに光るのはディフェンス戦術の遂行度だ。圧倒的なパワーでインサイドを制圧するジョシア・スミス、アウトサイドからの攻撃を得意とする富山グラウジーズに対し、栃木は#4ジェフ・ギブスをマッチアップに選定。ローポストにボールが入る瞬間に#22ライアン・ロシターがダブルチームを仕掛け、スミスに攻める隙を与えない。残り3選手が規律正しく連動する事で、パス回しからの展開を封じた。『ディフェンスを頑張って速攻』は栃木の得意とする形。それを実現する為、コーチ陣が考案したチーム戦術を見事に遂行した。

A東京は、シーホース三河に対し77対69、66対55で連勝。昨シーズンに築いた礎は、オフェンスだけではなくディフェンスでも強固。ボールマンに対するディフェンス力をベースに、ヘルプを要するか否かを的確に判断。無駄なヘルプで相手チームにチャンスを与えず、隙が無い。

両チームの対戦では、3番ポジションでのマッチアップに注目したい。A東京は、屈強な肉体を活かし、守備で相手エースを苦しませる#13菊地祥平、一瞬の隙を見逃さないスティールで戦況を一変させる#6馬場雄大に注目したい。

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