神戸製鋼が開幕3連勝、FB井関信介が得意のランで躍動。トップリーグカップ第3節結果

ラグビー

7月6日(金)7日(土)、全国各地でトップリーグカップの第3節の11試合が行われた。

プールAではサントリーサンゴリアスとパナソニック ワイルドナイツが、プールBでは東芝ブレイブルーパスが、プールCではキヤノンイーグルスとクボタスピアーズが、プールDでは神戸製鋼とトップリーグ勢6チームが開幕3連勝。各プール1枠しかない準決勝進出の座を争っている。

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5日(金)、東京・秩父宮ラグビー場で昨年度王者の神戸製鋼に、昨年度トップ8だったリコーがチャレンジした。

互いにフィジカルに長けたチームだけに、前半からセットプレー、接点でバトルを繰り返す。そんな中、神戸製鋼の真紅のジャージーの15番をつけた2年目のFB(フルバック)井関信介が得意のランでファンを魅了した。

井関と言えば天理大学のエースとして活躍し、昨年度、神戸製鋼に入った。ただ、日本代表FB山中亮平や外国人選手がおり、優勝を争っていたチームの中で、なかなか試合に出場することができなかった。

昨年度はリーグ戦では3試合の出場に終わり、もちろん総合順位決定トーナメントのピッチには立てなかった。

そんな悔しい思いを井関は、トップリーグカップにぶつけて、開幕から3戦連続15番を背負い、80分間出場して気を吐いている。「次の選手はたくさんいます。毎週、絶対試合に出ないといけないという、気が抜けない気持ちでいます」(井関)。

リコー戦では「ボールをもらってボールキャリーを増やす」という目標を立てて試合に臨んだ。それが、相手キックからのカウンターやBK(バックス)ラインでの積極的なランに活きた。

「ボールを持って、一歩でも前に出るという気持ちでゲインできましたし、冷静に状況判断もできた」と破顔した。

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また、ゴール前ではラインアウトモール以外はトライを与えない、神戸製鋼の粘りのディフェンスも勝因の一つとなった。井関は「後半、しんどい時間もありましたが、簡単にトライを許さないディフェンスを見せられた」と胸を張った。

試合後、お客さんから「君がMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)やぞ」と声を掛けられたという。実際のMOMは神戸製鋼のキャプテン、SH(スクラムハーフ)アンドリュー・エリスだったが、それだけファンの印象に残ったプレーをしたというわけだ。

トップリーグカップのプール戦は4節、5節と佳境に入っていく。今後も進化を見せている2年目FB井関のカウンターアタックの積極果敢なランに注目してほしい。

文/写真:斉藤健仁

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